2015年12月19日土曜日

気づかないところで

最近勉強のために会社の図書棚から借りている本があります

今二回目を読み始めてもう終わる頃なのですが

これ



あたしが生きてきた年の中で
死にたいって思ったことが一度もないか?と聞かれると、ありますね

そのときは、まだ、学生で
失敗したり、ミスしたりすることが、この世の終わりだと思ってました
あーめんどくさいな、もう!死にたいや!って

きっと、死にたいという気持ちは誰もが感じたことがあるものなのだと思います
大きくても小さくても感じたことはあるのでしょう

今だからわかるけれど
経験した事がない事にどう対処したらいいのかわからなかっただけ

当時はアドバイスしてくれる人も、悩みを聞いてくれる人もその時いましたが


でも、それよりなにより
その出来事が、自分にとってショックだったり、どうにもできないって感じて、絶望していたのでしょうね

些細な事であったとしても解決するための選択肢として「死」を選ぶ
そう思ってしまう時がある

そう思っている人にあたしはなんと言えば良いのでしょうか、、という疑問

この本を読んで
絶対こうすればうまくいくよ!
っていう答えをあたしは、見つけることはできませんでした

やっぱり人によって辛さも怖さも悲しみも違うから

でも、大多数の人が唱える一般的な考え方で

そんな悩み我慢しなよ

とか

そんなこと、気にしなくて大丈夫だよ

とか

そんな事したらダメだよ


とか、なんとなく、決まってしまってる部分もあるのかもしれない


一般論で考えたら、本人の辛さも痛みもやりどころがなくなってしまう
本当に個人個人として見ていかないといけない

多くの人が考える辛さや、大変さの指標ではなくて
その人個人個人として一緒に考えていくしかないのだと思いました

そこで、自分は気付かないうちに、利用者一人一人の感情に対して一般論を押し付けてないか
少し振り返りました。


もちろん、社会のルールはある
そのルールや、生きていく術を身につける必要はある

でも、辛くて大変な環境に置かれてる個人個人に否定的なことや、決めつけた言い方をしてはいけないこと

ちゃんと向き合って、話をすること

改めて思い出すことができました

とても読みやすくて、そして、謙虚な作者の書き方に共感できる点も多い本です

あまり上手く言いたいことを伝えられないブログになってしまいましたが、ご容赦くださいませ






0 件のコメント:

コメントを投稿