2016年8月23日火曜日

燻製と熟成の意味

燻製チーズ、燻製なんとか

世の中に出回る燻製商品の数々。。。

すごく美味しいですよね

私、燻製とか、熟成とかそういうフレーズに非常に弱い

時間をかけて、物が美味しくなっていく。



美味しくないはずがない(二重否定は強い肯定です)


燻製のものが美味しくなっていくまでの、燻製や熟成の時間は、きっと決まるまでにすごく長い時間がかかっているんだと思います

燻製しすぎたら、カチコチになってしまいますし、燻製しなかったら腐っちゃうのでしょうか

ハムなら、何時間(^○^)

チーズなら何日(^○^)


なんども試行錯誤していく中で決まっていって。美味しいものがさらに美味しくなる時間


燻製も熟成も大事な時間


そんな燻製と、熟成の事を考えていて、出来事や物事に置き換えて考えてみました。



今、うまくいかないことも、少し時間をおくとあっさりうまくいったりする

燻製されたり、熟成されたり、その時にはない技術が生まれていたり、時代の流れが変わっていた

り、法律が変わっていたり

永遠にうまくいかないことなんてない。

誰かが、自分のちょうどいい、熟成や燻製の時間を教えてくれたら、いいのでしょうが、そんなうま

うまい話はないですね。

うまくいかないとき、「時期が違うんだなぁ」って時間をかけて、待てるような、ちょっと余裕のある

人間に、わたしはなりたい

時期が違うことを理由にして、先延ばしにするのではなく、他の策、案を見いだせる人間に、わたしはなりたい





2016年8月16日火曜日

7つのこと

今日は少しお勉強のお話。
専門学校生の時に、習ったこと。


福祉の世界では知らない人はいないであろう内容。


支援者が利用者さんと関わる中で必要な原則。

バイスティックの7原則というものがあります。

ちょっと紹介しますね。

  1. 個別化 (individualization)
    利用者さんの課題や困難は、似たように思えても同じ問題は存在しないという考え方
  2. 受容 (acceptance)

  3. 意図的な感情表出 (purposeful expression of feeling)
    利用者さんの感情表現の自由を認める考え方
  4. 統制された情緒的関与 (controlled emotional involvement)
    ワーカー自身が利用者さん自身の感情に呑み込まれないようにする考え方
  5. 非審判的態度 (nonjudgmental attitude)
  6. 利用者の自己決定 (client self-determination)
    あくまでも自らの行動を決定するのは利用者さん自身であるとする考え方
  7. 秘密保持 (confidentiality)


どれも、利用者さんとの関わりの中で大切な内容だということは、わかります


そもそもこの原則が出来た背景は何だったのか。


ケースワークの起源は、19世紀後半のイギリスです。
イギリスにあった、慈善組織協会が貧困に苦しむ人々に対して友愛訪問員(実際に貧困に苦しんでいる人たちと共に生活を送り、サポートをしていくものだったそうです)を送り慈善事業を展開していきました。



その際の訪問員に対する訓練の内容としと、徐々に専門的な技法として確立されていった歴史があります。

共に生活を送り、その中から生まれてきた技法


様々なストーリーがあってできた技法


毎日毎日、この技法を意識して私自身が関わっているのかといったら、違いますが。。


あたしの基本にあるのは、一人の人間として、自分より経験のある大人として、尊敬し尊重する気持ち

かな。。と

自分が幼い時、子供の時、とある人にこういわれた事があります


「お前には大人になってほしいから、大人のように接する。


年齢も、知識もないかもいれないけれど


お前は大人になるんだから、大人として接するんだ」


何かのきっかけで、自分を卑下したり、自信を無くしたり、あきらめてしまうようになってしまう時


自分を何の迷いもなく、受け止め、人間として見てくれる


そんな存在や、場所があることで

「ま、いっか」


と楽になれたら、そこからまたがんばれればいいなと、昔学んでいたことを思い出し考えたのでした