2016年6月29日水曜日

赤紫や、青や、ピンク


    「紫陽花の  
         末一色(すえひといろ)
         と   なりにけり」   


        小林一茶


毎日送迎している道で、たくさんの紫陽花をみかけます。

毎日色が変わっていくのを見るのが最近の楽しみです。



小林一茶が歌った、紫陽花の歌

この歌は最初に薄いグリーンがかったつぼみから、水色やピンク、色々な色に変わっていき、最後ははかなく散ってゆく様を表した歌です。


この時期は、体調を崩しやすかったり、天気のせいもあって、どんよりした気分になりますが、紫陽花のように、日々変化していく、利用者さんと過ごすことで、モチベーションを保っています。


最初は、簡単な作業から仕事の訓練を始める利用者さんですが、一ヶ月、半年と過ぎていくと、ものすごく変化していくんです。

紫陽花の色が変わるように、みずみずしく


成長や変化のスピードは人それぞれですが、良い方向に変わっていくみんなの力になれるように、自分も変わっていかなければなーと紫陽花を見るたびに思うのです。

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