1月に研修に参加させていただきました
内容は、罪を犯した障害者への支援について
特に学びたい内容であったので、参加したい理由や、学びたい内容を記入してボスに依頼をしました。
これまでは、自分の興味のある分野の研修に片っ端から行かせてもらっていました。
様々な学ぶ機会を設けて頂いたことで、また現場で学ばせて頂いたことで、自分の中の支援の引き出しは多くなったように感じます。
と言ってもまだまだですが。
これからは、自分が何をどう学ぶか、それをどう現場に活かすのかがミソになってくるのだと思います。
だから、ただおもむろに受け身じゃだめなんだと思うのです。
今回の内容で特に学びが深かったのは、
障害がある故に犯罪を犯してしまった人へのケアの現状
また、依存症の人への支援の統計を元にした、支援者の関わり方について
司法と福祉の視点は両極端な側面もあるようにみえます
刑事司法の目的は、社会秩序の維持
社会福祉の目的は個人の福祉の実現
両極端に感じられますが、視野を広くすると司法の分野の刑務所出所者の手厚い支援が結果的に再犯防止に繋がり、社会秩序の維持を達成できる。
広義な意味で、密に関わっている分野だと言えます。
そのため、福祉の側では、本来福祉の支援が必要な人が制度やサービスを受けることが出来ず、犯罪を犯していまい、服役をせざるをえない現状があることを踏まえ
福祉の制度やサービスを受けやすい状態にする必要があることも課題であるという話が厚生労働省からありました。
依存症の方への支援に関しては、最前線で20年以上活動を行っている夜回り先生こと水谷修先生が登壇してくださいました。
支援する側が精いっぱい、本人を信頼し、サポートをすることは必要
でも、最後は本人の意思や決断力にかかっている
救えなかった人も、救えない人もいる
先生のその言葉は、最前線で関わり、支援しているからこそ、重みがあり
諦めるわけでは無く、多くの人を救うために支援者側に必要な、決断する強さが求められる場面があることも同時に訴えているように感じました。
2日間にわたる研修であったためビジネスホテルに泊まり、資料に目を通したり、内容をまとめたりする時間に夜はしていました。
学んだことが腑に落ちるまで、しばらく時間がかかりましたが、自分がこの仕事を選んだ以上
どんな過去を背負った人でも、やりなおすチャンスや、やりたいことや、生きがいを見つけるチャンスはあるはず。
本人の意思や、強さを引き出し、現実検討を出来るように支えられる人になりたいと
そう思った夜でした。
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