2016年12月16日金曜日

見えるように

先月東京ビッグサイトにて、研修に参加してきました

内容は職業リハビリテーション研究・実践発表
障害者雇用の促進に向けた各機関、企業の取り組みの発表がなされました


その中で、マニュアルや取り扱い説明書をわかりやすくすることで、出来なかったと思い込んでいた部分がたくさんあったことを報告している企業の人事担当の方がいました


仕事の手順を写真に撮ってわかりやすく掲示する

誰しもがミスなく、同じ工程で作業をこなすことが出来る

仕事の面でもそうなら、やはり生活面でも同じです

さっそく、ホームで取り入れてみました

あまり洗濯が得意じゃなくて、わたしが洗濯機のスイッチを入れていた約3カ月

本人に相談して、こんなものを作ってみようと思うと話しました

ふーーん
ま、上林さんがやるんならいいんじゃない?

という返事   笑

試しに作って掲示してみて、一緒に見ながら読みながら本人に洗濯機の操作をしてもらいました




ものの10秒くらいの操作時間でしたが


わたしがスイッチをいじらなくても出来るのですよ、これが

あー、勿体無いことしてしまったなぁと反省しました

わかりやすく説明することには、限界がある

他のツールはないか、方法はないか、本当に細かい作業になるかもしれないけれど、もっと掘り下げないといけないなぁと

出来ないことがあるのは仕方ない
では、出来なくなってしまったのはいつから?
そもそもやったことある?
もしかしたら出来なくなってしまった理由があるかもしれない


生活の中でのたくさんの疑問をもっともって、一人一人を支えられるようにしていきたいと思うのです

スタッフ一人一人が疑問をもって関わっています
一人一人の疑問が一人の生活を支える大きな力になります

見えるように
マニュアルも、見ることが難しい人の心も少しでも見えるように

日々を過ごしていくのです





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